
毛抜きで行う脱毛処理の怖い肌トラブルってどんなもの?
女性の中には、ムダ毛が気になり、長年自己処理でムダ毛を処理している方もいらっしゃるようです。
一番怖いのは間違った自己処理を続けることです。
間違った自己処理は、お肌自体を傷つけますし、様々な肌トラブルを引き起こすきっかけになる場合もあるからです。
ムダ毛を毛抜きで抜くという自己処理の方法です。
何故いけないかと言うと、毛を抜くという行為自体がお肌や毛根を傷つける行為だからです。
一般的に知られていない事も多いようですが、毛にも寿命があります。
ですから、無理に抜かなくても古くなった毛は自然と抜け落ちていきます。
そして自然に抜けた毛の後からは、また新しい毛が生え変わってくるサイクルがあり、それを毛周期と言います。
毛周期に逆らって健康な毛を無理矢理抜いてしまうと、毛根から根こそぎ穴が開きます。
その穴に、ばい菌が入るとニキビや吹き出物などのトラブルの原因になってしまいます。
ニキビですめばいいですが、ひどくなると炎症を起こしてしまったり、ムダ毛どころではなくなってしまいます。
それに、無理矢理抜いた毛穴は汚れが入りやすいので、黒ずみの原因になります。
毛穴が黒ずむとお肌全体がくすんで見えたりします。
ワキのムダ毛を毛抜きで長年抜いていると、その部分が黒ずんで黒っぽく見えるようになります。
これでは、せっかくムダ毛を抜いて自己処理をしていても、見た目が汚らしく見えるのでやっている意味がありませんね。
せっかくムダ毛がなくなってキレイになっても、皮膚が黒ずんでいてはキレイにした意味がないという事ですね。
また、毛を抜く自己処理は、埋没毛の原因にもなります。
埋没毛というのは聞きなれない名称ですが、毛が生えてくる前に表面の皮膚が先に覆ってしまい、毛が皮膚の外に出てこれなくなる状態で、表面の皮膚は薄いので皮膚の上から黒い毛が見えてしまい、見た目にも悪くなってしまいます。
一度埋まってしまった毛はなかなか出てきません。
無理にピンセットでほじくって毛を抜こうとすると、当然お肌が傷つきますし怪我をします。
以上ご説明してきましたが、このような理由からムダ毛を抜くという行為だけは絶対に止めた方がいいんです。
■様々な肌トラブルを避けるためにも、抜く自己処理は避けた方が賢明!■
例えば、あなたが脱毛サロンで脱毛している最中でも、毛を抜く行為は禁止されていて、サロンでは、毛穴の奥の黒い毛に反応する光を当てて脱毛していきます。毛穴から毛を抜いてしまうと、その毛穴はまた次に新しい毛が生えてくるまで、脱毛ができなくなります。
脱毛サロンに通おうかと検討している方も、抜く自己処理はしないようにしましょう。